鶏卵研コラム #021「赤玉は、赤い?」

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鶏卵研コラム

たまごの黄身は飼料に含まれる色素成分により、オレンジが強くなったり白っぽくなったりしますが、殻の色は飼料に関係なく、鶏種によって決まると言われています。鶏では一般的な白玉以外に、色付き卵(褐色、ピンク色、青色)が有ります。

白い羽根の白色レグホンが白い卵を産み、褐色の羽根のボリスブラウンが褐色の卵を産むなど、羽根の色に相関しているようにも見えますが、例外もあり、鶏の耳たぶの色が赤色だと褐色、白色だと白い卵を産む傾向の方が強いようです。

なお、烏骨鶏の羽根の色は白ですが褐色の卵を産み、耳たぶは暗紫色です。

前回のコラム(#020)では、鶏は4色型色覚を備え紫外線を感知すると紹介しましたが、紫外線を卵に当てると、どうなるでしょうか?

褐色卵

褐色卵の表面には蛍光色素(プロトポルフィリン)が多く含まれるため、赤く光ります(写真)。昔から、ヒトの3色型色覚の目では褐色に見えるのに赤玉と言われていますが、紫外線を当てると本当に赤玉になります。鶏も赤玉に見えているのでしょうねえ。

なお、白い卵や青い卵にも同様の蛍光色素が含まれますが微量のため、紫外線を照射しても、赤くは光りません。また、鶏卵にはこの蛍光色素以外にもビリベルジン(青色色素)が含まれます。但し、南米チリ原産のアロウカナ種以外では少なく、多く含むアロウカナ種の卵のみ青く見えます。